3.制作卑話の最近のブログ記事

このブログは、福岡を拠点にコソコソと活動しているペインターのコジマアミゾクが普段の生活とか自分語りとか個人的な趣味とか狭い交友録とか絵のこととかを書いていると云う設定のブログです。

すっかりお知らせするのが遅くなってしまいましたが、昨日より天神のパークサイドギャラリーにて、IAF縁の作家陣に依る展示が行われており、僕も書き下ろしの（ほぼ）新作を出品しています。天神に御用のある方は行ったついでに観に行ってみてね。
パークサイドギャラリーの場所は三越裏に在る、ライオン広場から国体道路へ抜ける連絡通路内の壁面です。展示期間は15日の19時まで。
詳細：http://urugallesk.exblog.jp/13582308/

告知が遅れたのは搬入前日まで新作を描くかどうかウダウダと悩んでいた為で。正直ここまで絵を描くのが億劫に感じた事も珍しいと言うか。やはり自分は人に依頼されて描くのは向いていない様ですね。

とまれ、引き受けた以上、過去作でお茶を濁す様な事はやりたくないし、どうせなら新作で。しかも彼処は場所柄殆どの通行人に素通りされてしまう。照明も暗い。なのでインパクト重視で。


とは言え、既に搬入は翌日に控えている。夕方になって漸く重い腰を上げる。タイムリミットは明日の夕方まで。それまでに何れ位描けるもんかねえ。
用意したのは昨年のクラブイベントで行ったライブペインティングの残骸。こいつを壁に吊るして暫しぼ〜っと眺める。そのうち何かしらぼんやりと浮かんで来る。
では作業開始。

さて無事に終了致しました博多人形師体験講座及び作品発表会。
会場に御来場戴いた皆様、有り難うございました。
それと御指導戴いた先生方、クラスメイトの皆様、有り難うございました＆お疲れ様でした。

で、これからどうしましょうかね…。
今後の職業選択肢の一つとしてこの講座を受けたんだけど、弟子入りしたとして、満足に食える訳じゃ無し。取り敢えずは職探しを再会せねば…。

以下制作風景＆展示風景。

博多人形講座、19日よりいよいよ絵付けに入る。当初は先週からだった筈なんだけど、まだ表面処理が終わっていない方が多数いらっしゃったので、僕も絵付けには入らず、自宅に持ち帰って更なる研磨＆パテ埋め作業に没頭する。寒いので屋上には出ずに、屋上扉前の踊り場で炭で暖をとりながら作業。もともとラフなタッチで成形しているので、どの程度まで研磨してよいものか非常に悩むところ。


で、絵付けですが、僕は伝統的な画材ではなく、アクリルガッシュを選択。扱い慣れているとはいえ、やはり最初の一筆は緊張する。作品一点しか無いしね、失敗は許されない。なのに配色計画が碌に出来ていないという体たらく。
それから、筆を入れる時の事を考えずに創ってしまっているので、小さな隙間に穂先が入らずに苦戦する。どうしたものか。


兎に角あとは本番までにひたすら色を入れていくだけなんだが、僕の場合、背中の穴に取り付けるパーツを創らなければならないんだよね。これがまた面倒くさそう。扱った事が無い材料使うし。あ、破損したパーツの補修もしなきゃ。やれやれ。

因みに、この博多人形師体験講座ですが、教室に使用している旧冷泉小学校が耐震構造の関係で今後使用不可になるそうで、それに伴い講座の存続が危ぶまれています。
今創っている作品には色々と反省点が在るので出来れば２年目もやりたいんだけど、このままじゃ無理っぽい。
何処かに好い場所無いですかね？　創りかけの作品をそのまま置いて帰って良くて、40人位収容出来そうな。