ご無沙汰しております。
世間ではゴールデンウィークが終わり5月病患者が死んだ魚の様な目をして毎朝出勤している中、いまだに毎日がゴールデンウィークで別の意味で死んだ魚の様な目で悪臭を放っているコジマアミゾクです。
この一ヶ月と少しの間、殆ど外出もせずにパソコンの前でシコシコと作業を続けた結果、漸くサイトのリニューアルが一段落しました。
]]> 新ブログのアドレスはこちらになります。リニューアルしたサイトは、以前に比べて紹介している作品数が大幅に増えていますよ。削ったものもあるけれど。
それから、スマホに対応するべく、リキッドレイアウトやメディアクエリーなるものを取り入れてみました。パソコンで閲覧している人は横幅を変えてみると何らかの変化が起こる...はず。ただし古いIEには未対応です。
特に、今回リニューアルするに当たって、レイアウトやレスポンシブデザインの基本的概念や技術についてはこちらのサイト。
タブレット〜スマホ画面の右上のプルダウンメニューについてはNxWorld様の記事を参考にさせて頂きました。
ありがとうございました。
それではみなさんごきげんよう。(・ω・)ノ
]]>個展が終了して半月ちょっと経過した現在、暇な時間を利用して漸くウェブサイトのリニューアルに着手中。今度のサイトはスマホにも対応予定。ブログについては現在利用しているMovableTypeが無償版はスマホ未対応なのでWordPressへ移行します。
まあ取り敢えずこんな所で。(・ω・)ノ
]]>カレーと云うテーマに伴い、唐辛子を所々に描いているけど、カレーについての文献を読むと余り重要ではなく、寧ろターメリックやクミン等の方がカレーを象徴している事が分かった(そもそも唐辛子は16世紀にならないと大陸に入って来ていない)。しかし分かり易さを優先して唐辛子を採用した。
メインの50号の作品では、キャラクターの顔が中々決まらず、何かヒントは得られないものかと好きなアーティストの作品集を引っ張り出して眺めていると、ジャガイモから芽が伸びている作品(Franciszek Starowieyski. Gombrowicz: Operetka. 1977)が目に留まり、日本式のカレーにはジャガイモがつきものなので、これを採用した(...と云うのは建前で、単にジャガイモから芽が出て伸びている様がシュールで面白かったから)。
展示の演出でマネキンやネオンを用いたのは、数年前からアパレルショップのショーウィンドウに興味を抱き、展示空間にそういった要素を加えてみたかったからで、別に来場者を驚かそうとか、そういった悪意が在った訳ではない。ガスマスクは単なる個人的趣味に因る。鏡は自前で、椅子と棚はてらたの備品を利用している。
小作品については最初の時点ではノープランで、締め切り直前に制作した。
ところで、ソープランドとノープランを掛け合わせて「ノープランド」なるものを作ってみたら面白いのではないだろうか。
この時点ではカレーに因んだ作品のアイデアが全く浮かんでおらず、もしかしたらカレーの絵は制作しない可能性もあったので、タイトルの最後に(仮)を付ける。カレーの語源であるKARIの駄洒落ではない。ただ全くカレーの要素が無いのもアレなので、苦し紛れにネコの左目を唐辛子のシルエットにする(ただ残念ながらそれに気が付いた人は居なかった様だ)。
2月2週目、Tシャツとネオンのデザインと発注を行う。意外に前職で覚えた事務的なメールのやり取りが役に立った。Tシャツはネコの目のハイライトを忘れずしっかり入れる。微妙な色味が欲しかったので白黒ではなくフルカラーにした。
プリズマ:
http://www.prismacreative.jp/
ネオンはイラレで作成した簡単な図案を送ると、翌日には概略図と見積りが送られて来た。Tシャツもネオンも割とサクサク作業が進んでいった。インターネットって便利ですな。ただネオンについては、中国に在る工場が旧正月の休みに入るとの事で、この時点では個展開始日に間に合うのかは不明だった(結果は余裕で間に合った)。注文していたパネルが届く。K氏に依頼していたタペストリーが届く。
2月3週目、発注していたチラシが届く。メインの作品の下描きを行う。資料用に自分でスーツを着てポーズをとった写真を撮る。自宅のプリンターが紙とインク切れを起こしたので近所のコンビニで出力を行う。自分が知らない間にコンビニコピー機も進化していて、スマホやUSB等に対応していた。昔は自転車漕いでキ◯コースまで一走りしていたのに、便利な時代になった物ですな。元々は全身を描く予定だったんだけど、収まりが悪いので膝から下をカットする。
2月4週目、リキテックスのヘビージェルメディウムを下地に塗る。アキーラとの相性については現時点では不明。メディウムを塗る時に、実際に絵具を塗る時と同じタッチ、手順で塗ることで、本番前の予行練習も兼ねている。メディウムが乾いた後、粗塗りを行う。メディウムの表面が滑るせいか、美味く絵具が乗らずに少し焦る。この後は特に問題無く塗布作業が行える様になったが、アキーラは完全乾燥するまでは水分で溶けてしまうので、同じ場所を筆でペタペタとやっていると下地が露出してしまう。特に僕はハードタイプの筆を使っているので余計に注意が必要。週の半ばに発注していたTシャツが届く。チラシを各人へ発送する。はがきサイズではない為、封筒に入れてクロネコメール便を利用する。メール便は3月いっぱいで廃止されたので、次回からはサイズに気をつけようと思う。
3月1週目、額縁をオンラインで発注する。現物を見ずに決めるのは中々リスキーな気もするけど、贅沢な事を言っている余裕も無く、黙々と制作を進めて行く。作業も終わりが見えてくると俄然ペースが上がり気持ちにもゆとりが生まれてくる(時間的なゆとりは無いけど)。冷蔵庫の中の食材が放置プレイ気味になる。
額縁のタカハシ:
http://www.gakubuti.net/
3月2週目、月曜にマネキンと鏡を発注する。搬入の件でてらたへ行き、ついでにカレーを注文し資料用にカメラで撮影をしているところで漸く小作品のアイデアが固まる。自宅へ戻り450mm四方のパネルを2枚発注する。パネルが到着するまでの間にメインの作品の制作を詰めて行く。水曜にパネルが到着したので下描きを行いメディウムを2層塗る。木曜にマネキンとネオンと額縁が届き、金曜に鏡が届く。土曜日、メインの作品も最後のアレンジを残すのみとなったので、息抜きも兼ねて徒歩で赤坂の画材屋へ行きパステルを買い、ついでに良さげな筆を見付けたので一緒に購入する。更に天神まで足を伸ばし、小道具を購入する。小作品①の彩色に入る。日曜に額縁の配送を手配する。
3月4週目、月曜に搬入の予定が、お互いの都合が付かずに見送られる。深夜26時に漸く小作品①の制作が終わり、息抜きも兼ねて近所の吉野家へ食事を摂りに行く。27時(3時)から小作品②の制作に取りかかり、個展開始日の火曜11時に完成する。メインの作品にパステルでアレンジを加え完成させる。修正が利かないので緊張する。昼食を軽く摂った後、やって来たてらたの車で搬入を行う。メインの作品は車に積めないので歩いて持って行く。90分遅れの16時半に会場設営が完了する。疲れ果てたので帰って寝る。その後も、マネキンの左側の壁が寂しかったので何か良さげな小道具は無いかと日中は天神界隈を歩き回り、窓枠風鏡を見付け購入。扉の色が気に入らないので黒に塗り直す。百均でラグジュアリー風な額縁を見付け、イラストの原画を入れて飾る。その他諸々調整を行い、最終的に落ち着いたのは金曜日だった。本来であれば開始日には完全な形に仕上げていないといけないんだろうけど、実際に展示してみないと気付かない点が多々在るので難しい。搬入にもっと余裕を持たせれば解決出来る話ではあるけれど。
集客数については正直芳しくはなく、食事だけして展示を見ずに出て行く客も多かった(これについては自分の力量不足)。今後アトリエてらたに展示室が在る事、無料で利用、立ち入り出来る事等の情報が広まれば、状況は少しずつ変わっていくんじゃないかと思う。
以上。(・ω・)ノ
おかげさまで今回も大赤字で終わりました当展覧会ですが(殆ど趣味でやっている様な物なので端から儲けは度外視していましたが)、ご来場頂いた方々にはそれなりに楽しんで頂けた様で何よりです。何だか絵よりもマネキンの方に注目が集まっていた様な気もするけれど。^^;)
出来れば今年は年内にもう一度何処かで個展(勿論今回とは違う内容で)が開催出来ればいいなと思っておりますので、今回見送った方も、その際は是非。
以下展示風景(画像クリックで拡大)。
以上。こうして見るとやはりマネキンが一番目立ってますな。
細かい解説等はまた今度。ホナ。(・ω・)ノ
25時までやってます。
状況次第ですけど、最終日なのでなるべく最後まで居ようかと思ってます。
今から家を出るので会場入りは15時30分以降になりそうです。(>_<)
てらたへ向かう途中の犬濠公園にて気になる木の洞の中に何かを見付ける。
]]>それは桜色をした何かの卵のやうだった。
水を入れた瓶の中へそれを入れると、やがてそれは孵り、幼生達は水中を元気に泳ぎ回るのであった。(Nさん、Iさん、差し入れ有り難うございました。)
]]>展覧会開始当日の午前三時に彩色しました。確か午前十一時くらいに完成した記憶。こういう時、アクリルだと助かる。完成品は会場にてどうぞ。
]]>製作中は、何時起きて何時寝ているのか分からない様な生活を送っていたのだが、設営が終わって一段落した現在、夜何時に寝ても朝の八時くらいに自然に目が覚める様になり、その一方で夜になると急激に眠くなると云う副作用が現れる様になった。
]]>展示期間中は毎日てらたに居るんだけど、夜になると蝋燭と僅かな間接照明だけになるので、ゆらゆらした灯りの中に居ると余計に眠たくなる。滞在中はカウンターに座って船を漕いでいる毎日。これが、知人が訪ねて来て隣り合って会話を交わしている時でさえ、油断すると意識が飛んでしまうので困った物です。学生時代の卒業制作期間中が正にこんな感じだったっけ。
こんな生活もあと三日で終わり。既に次のプランが頭に浮かんでいるんだけど、その前に仕事探さなきゃね。
]]>コジマアミゾク展「猫とカレー(仮)」好評開催中。ここ数日天気が悪かったせいか集客は今イチですが、ご来場頂いたお客樣方には割と喜んでもらえている様で何よりです。来週日曜日まで無休で開催しますのでよろしくです。それからTシャツのホワイトMサイズが残り一枚となっております。欲しい人はお早めにどうぞ。
]]>メインの作品がほぼ完成。あとは微調整とか文字入れ等をして終わり。一時はどうなるかと危惧しておりましたが、いい感じに嫌な感じに仕上がっていてとてもいい感じです。もうご飯をオカズにご飯食べれちゃうみたいな。
ということで、もし初日に額装されていなかった場合は申し訳ありません。
ただ額装していなくても何ら問題の無い内容なのが不幸中の幸い。
そして今から小作品に取りかかると云う...('A`)
これも今のうちにゴメンナサイしておいた方が良いのだろうか...
本番まで一週間切っちゃったけど相変わらず作業は遅々として進まずどうなってしまうことやら。
そんな中、展示の小道具として注文していたブツが2点到着。1点は既製品でアマゾン経由。もう1点は石川県の業者さんに依頼して中国の工場で制作してもらったオーダーメイド品。このオーダーメイド品は旧正月の関係で3月に入らないと工場が稼働しないとの事で、絵の制作の次くらいに心配していたものだが、無事到着して何より。
絵の方もメインディッシュについては何とか目処がつきそうなんだけど、付け合わせについては全く手つかずで予断を許さない状況。しかし完成しつつある作品を見ていると、これだけでも充分腹を満たせそうな気がしないでもない様なそうでもない様なカレーは出来たけど付け合わせのラッキョウと福神漬けが有りませんよみたいな状態と言えば良いのだろうか。とても微妙な岐路に立たされている。
]]>猫完成。服や手は変にリアルなのに対して猫はコミカルなので違和感があるかも(目を大きくし過ぎたかな?)。このギャップの善し悪しについては客の判断に任せるとする。
さて漸く顔(?)の制作に入る。
遅れを取り戻すつもりが更に大幅に遅れまくっている。
取り敢えずこの作品に関しては間に合いそうだけど、予定していた小品が一つも作れないかもしれない。
というかそもそもアイデア自体が固まっていなかったり。
]]>
スーツ
ここに来て漸く昔の感が戻りつつある。やはり最低でも半年に一枚は描かないと駄目ですな。
アキーラは乾くと艶消しになるので、湿っている時と乾いた時の色味の差が激しい。特に暗い色を使用する時にそれが顕著に現れるので、スーツを塗る時に苦労した。まあ予め色見本を作っておかなかったのがいけないんだけど。