前回のあらすじ
実家の犬は臭い。ちょっと触っただけで手に臭いが移る。実家に居る間に何度手を洗った事か。
翌19日、快晴。式は夕方からなので昼に礼服を買いに行く。福岡で買うと行きの荷物が増えてしまうので合理的に現地調達にした。以前持ってた奴はライブペインティングで絵の具塗れになってしまって捨てた。あとサイズが妙にでかかった。痩せたからなのか。しかし自分は買った当時(18歳)以降も身長が伸びて行ってた訳で、それなのに久し振りに袖を通した時に何故あんなにブカブカだったのかよく分からん。
そして夕方、式は恙無く行われた。
キリスト教徒でもないのに賛美歌を歌ったりイエスがどーとかアーメンとかって違和感を感じる。でもまあおめでとう。
式の後は、場内に在るレストランで食事会が行われる。
因みにそこは弟の職場でもある。
そしてレストランの入り口には…。
弟よ、お前という奴は…。まあ気に入ってくれて何よりだ。嫁さんの方は影でウチの親に「ふつーの絵は描かないんですか?」とか訊いてたらしいけど。
つづく
おとうとさん、すばらしい。
お前少しは場の空気とか考えろよと思ったのですが、良く考えてみると最初に空気読まない作品をプレゼントしたのは僕な訳で。
意外に上司の奥様が興味を示していたそうです。