先々月の話ですが、ボカロPいっちゃんが2年ちょっと振りに新曲を発表。
そして僕も久し振りにイラストを描いたでござる。
本当はすぐに紹介したかったんだけど、何故かニコニコの動画が貼付けられないというエラーが解決せずに放置してしまっていた。結局問題は解決されずじまいで、仕方が無いのでサムネイルだけ貼っときます。
以下メイキング。
元々いっちゃんは「MIKU JUKE」と云うタイトルの曲を8月下旬に完成させていて、当初はそれのイラストを描くつもりでやり取りしていた。その曲は浮遊間漂うゆったりした曲だったので、水中をイメージした僕は上の様なスケッチを描いていっちゃんに送り、OKを貰っていた。因みにいっちゃんからは「絵の全体的なイメージはダーク(あとシャープさも欲しいかな)なんだけど、ミクさんはかわいい、みたいな?」みたいな指示を受けていた。全然指示通りじゃありませんな。
しかしその後いっちゃんは曲に手を加えると言い始め、「作ってるうちに、オーソドックスな DUB 色が非常に強くなりました。それで、曲のタイトルも "MiKU DUB JUKE" にしようと思ってます。」との連絡を受ける。更に「その曲名に変えようと思ったときに、パッと思い浮かんだのが、70年代風のアナログのミキサーやオープンリール・テープレコーダーなんかの機材に囲まれてるミクさんの光景でした。自分としては、この機材とミクさんてのがイメージとして一番合ってるかな、と思います。」と言って機材の画像と良く知らないおっさんのレコードジャケットの画像を送って来た。
「さっき送った(私は傑作ジャケットだと思ってる)Wayne Jarrett のジャケットのモロ・パロディーとかも面白いかもね 」
...との事なので、Wayne Jarrett のパロディを描く事にする。ごちゃごちゃした機材を描くのは骨が折れるし...。
「この路線で進めて行って宜しいですかな?」
「OKですー。よろぴくー。」
...何か変なテンションになっているな...。(^ω^;)
いつもはボールペンでスケッチを行う事が多いんだけど、今回は何となく鉛筆で描いていた。それが結構面白かったのでそのまま本番でも鉛筆で制作する事にする。ダイソーでA4サイズのMDF材を購入し、制作を進めて行く。
取り敢えずアナログな作業はここまで。鉛筆の濃さはHB、B、2Bの3種類しか使っていない。向かって右の脇が開き過ぎてちょっとバランスが悪くなってしまった。
スキャナーで読み込んでイラレで髪と目のみ彩色。髪の上下の端に若干グラデーションをかけている。
目、鼻、唇にハイライトを入れる。
曲名を入れて完成。因みにイラストのタイトルは「MIKU JARRETT」。
原画のサイズは210mm × 210mm。
ほな。(´・ω・`)ノ