病欠届けと宇宙人

午後のグレイ(1) /活又 ひろき

何故だか地球人の中に紛れ込んでいる宇宙人を識別出来る特殊能力を持つ平凡な主人公が他人よりも優れた能力欲しさに宇宙人の行う人体実験の被験者に自ら志願してあんなことやこんなことをされるSFギャグ漫画。

表紙のソニックザヘッジホッグみたいなヒロインに惹かれて購入してみたんだけど笑いのつぼが合わなかった様で全然笑えなかった。
この作品が掲載されているヤングマガジンは文字通りヤングを対象にした雑誌なので僕の様なおっさんはそもそもお呼びじゃないので仕方が無い。ヒロインの灰沼ソルは表紙のカラー絵ではそれなりに異人っぽいんだけど白黒絵では地球人と大して変わらなく見えるのはどーかと思つた。お父さんは見るからに異人な造形なんだけどな。そのうち宇宙人を見分けられる特殊能力を持つ主人公自身が実は宇宙人だったみたいなオチが待ってたりして（何せ母親が全身◯◯◯だし）。

本編はギャグが寒く感じることもあったんだけど、巻末のオマケは割と面白くて、ゴキブリに萌えるソルちゃんはとても可愛かったです。オチは寒かったけど。