病欠届けと宇宙人

おはようございます。「N」が不調です。

ポール出る棒、糖分過多と鰤大根

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1月中旬土曜日、下関市立美術館で行われている「ポール・デルヴォー展」を観に行く。家を出たのが午後1時くらいで、徒歩→大濠駅→博多駅→門司駅→下関駅→更にバスで25分程揺られ漸く目的地に着いた頃には16時前だった。せめてあと1時間早く出発しておけば良かった。電車内でフリオ・リャマサーレスの「無声映画のシーン」を読了。

正直、余り好きな作家ではないんだけど、チラシに使われてた絵(夜明け)が気になったので実物を見たくなった次第。スタイルが確立して行く途中の作品が結構好みで、特に「若い娘のトルソ」「訪問Ⅳ」が良かった。スタイルが確立してからの作品はやっぱあんまし好きになれない。図録を買って帰ろうかと思ったけど、紙や印刷の質が好みではなかったので止める。

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5時の閉館時に美術館をあとにし、バスで真っ直ぐ帰るのもつまらんかなと思い、暫くバス路線沿いにコンビにで買った唐揚げ棒片手に歩く。1時間程して関門トンネルに到着。道中、特に興味を引くものは何も無かった。日も落ちて足も限界だったので付近のバス停から駅へ向かう。やはりもっと早めに家を出るべきだった。あと遠出の際は杖が要るかな。

下関駅ホームでホットいちごミルクを飲みながら電車を待つ。甘い。

博多に戻った頃には20時過ぎていた。腹が減ったので駅地下の店で鰤大根定食を所望。鰤だけでお腹いっぱいになりそうなボリュームでちょっとビビる。更に鰤の下には甘い煮汁をたっぷり吸った大根がごろごろしておる。

足が痛くて仕様が無いのに真っ直ぐ家に帰る気にもなれず、アトリエてらたへ向かう。

てらたでマサラチャイを飲む。ティーカップにして2杯分の量。甘い。

チャイを飲み終える頃、だいちゃんがサービスでホットチョコレートを飲まないかと言ってきたので応じる。更に甘い。ちょっと胃痛に襲われながら家路に着く。紅茶をノンシュガーで飲んで寝る。


1月20日のてらたは、だいちゃん主催で幻一郎のライブがあるらしい。チャージ料1000円で、ドリンクは別に頼まなくても良いとの事。19時スタートで、ゲストはおおき恒平(塗装工事とアイルランド民謡)。暇な人はどぞ。


517DrA6gh.jpg無声映画のシーン/フリオ・リャマサーレス

スペインの作家、日本では3冊目の翻訳。
作者が炭鉱の町で過ごした子供時代を、当時の写真を基に紡ぎ出して行く28篇の物語。

僕は作者とは年齢も違えば住んでいる国も全く違うんだけど、何故かノスタルジックな気分に浸る事が出来る不思議な本。作者の性格や価値観が多少似ている所為もあるのかな。まあ僕には放浪癖は無いけれど。

前二作程ではないにせよ、今作も何処か暗い雰囲気が漂っているので結構読み手を選びそうだ。そういえば福岡も昔は炭鉱街が沢山あったよね。訳者は木村栄一。

「問うべきは死後に人生があるかどうかではなく、死ぬ前に人生があるかどうかである。」


病欠届けと宇宙人

おはようございます。「N」が不調です。

1st album

BOOK:COZIMADOG ARTWORKS 1999-2009

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