Breathing

ザラってザラザラしてるよね。

熊本城下町はソープランドがいっぱい

暫く仮眠を取った後、晩餐を求めて表へ出る。Y子さんは既に商店街で買い物をしていた。三人揃った所で適当な店を求めて彷徨い出す。

熊本の郷土料理が食べたい、とは言ったものの何処に入るのかも中々決まらずにフラフラと繁華街を彷徨う事に。熊本の城下町って凄いね。アーケードから少し脇道に逸れただけでそこはもう風俗街で、夥しい数のソープランドが連なってて驚いたり。

その後漸く良さげなお店を見つけたんだけど混んでいて席にありつけそうになかったので、別なお店をてきとうにチョイスして入る。

テーブルにつくと片言の日本語を話す東南アジア系の青年がオーダーを取りに来る。こちらが要求したものを一生懸命手の表裏や手首周りにメモっている。かなりテンパっている御様子。ちゃんと通じているのかちょっと心配也。

取り敢えず二人分のビールと俺の烏龍茶とあてはちゃんと届いたのでちびちびとやり始める。別のテーブルにちゃんと日本語が話せる女性店員がオーダーを取りに来る。その際、「...あぁ、あの人は日本語が良く分からないから云々」という会話が漏れ聞こえて来て、三人の脳裏を一抹の不安が過る。

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注文した品が無事に届く。馬刺は他府県でも割と食えるから良いとして、馬モツなんてものは初めて見た。食べてみたら臭みが有って僕は一口で遠慮して焼きおにぎりと鯵の開きを黙々と食べる。店内の状況を眺めていると、とても追加注文出来そうな様子では無かったので店を替える事にする。

当初狙っていたお店に再トライしてみるも願い叶わず、その後、ここにまで来る途中で何となく気になったドイツ風ビアレストランに入り、なんか色んな種類のビールを所望し(僕はノンアルコールビールとジンジャーエールだったけど)、更にその後、締めに何かスイーツでも食べたいですな。とか言って迂路迂路してたら何故か猫カフェへ入る事に。もはや郷土料理とか何の関係もございません。

エレベーターのドアが開くと、もうそこは店内で、猫達がダッシュでエレベーター内に入って来ようとする。どうも外に出たくて仕様がない模様。「こらこら、駄目だよ君たちぃ〜。」と、笑顔の店員に取り押さえられる猫共。

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店内には猫がウジャウジャ。30分程、生温いカフェオレを啜りながらマッタリする(30分越えたら延滞料金がつく)。ここの猫達、元は皆野良だったそうで、常時里親を募集しており、貰い手がつくと新しい野良猫をどっかから補充するというシステム。

部屋の隅っこに居た臆病者の猫にしつこくちょっかいを出していたY子さんが手を噛まれて流血の大惨事。「儂は猫派じゃなくて犬派なんじゃ!」と負け犬の遠吠え。

時間が来たので退散する。一緒に出て行こうと、ドアの前でスタンバイする猫。

ホテルへ戻る途中、コンビニに立寄りビールを3本買い込むY子さん。...一人で飲むの? おやすみなさい。


Breathing

ザラってザラザラしてるよね。

1st album

BOOK:COZIMADOG ARTWORKS 1999-2009

2015年11月

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