2010年6月アーカイブ

結婚式から殺人未遂事件まで。(そのよん)

前回のあらすじ
('・ω・`)「虫歯の治療って幾らくらいするんだろう。20年前はまだ子供だったから親が金くれたし覚えてないや。いちまんえんくらいあれば足りるのかな。」

('・ω・`)「それはそうと足が痛くて敵わん。こんな事ならタクシー使えば良かった。両手に作品持ってるから杖もつけんし。雨降ったらアウトじゃん。」

('・ω・`)「あ〜、腹減ったなあ。さっきのファミレス入っときゃ良かった。しかしそうすると到着が更に遅れるしなあ。」



玄関を開けると、犬が待ち構えていた。
廊下に設けられた、バリケードの向こうに。


結婚式から殺人未遂事件まで。(そのさん)

前回のあらすじ
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出発前に歯を綺麗にしておこうと思い、近所の歯科へ歯石の除去に行く。
歯科に行くのは実に五年振りくらい。歯科までの距離二軒隣徒歩二分くらい。
徹夜明けで意識が朦朧とする中シートに横たわって口をあんぐりと開けてキュイ〜ンキュイ〜ンとデンタルノイズを聴いているととても心地が好く眠りに堕ちそうになる。しかし、

(@ω@)「虫歯が有りま〜す。」

という歯科医の言葉で目が覚める。

('A`)「え…?」

(@ω@)「上の前歯に二本有りま〜す。」

('A`)「えぇぇえ !?」


結婚式から殺人未遂事件まで。(そのに)

前回のあらすじ
今度挙式する弟の為に絵を描こうと作業に取りかかると三歳の坊やが基地外に放り出されてしまうのであった。



('∀`)「…でですね、下の家族構成とか普段の様子とか教えて欲しいんですよね。我々も未だ把握していなくて…」

('A`)「てゆうか何時頃起きたんですか?」

('∀`)「我々が到着したのが40分程前ですけど、気付きませんでした?」

('A`)「全然…音楽かけてたし。サイレンとか鳴らしてました?」

('∀`)「ええ。QQもパトも鳴らしてたと思いますけど…」

('A`;)「・・・」

('∀`)「…えー、それでですね、下の住人についてですが…」

(一通り質問に答える。)

('A`)「てゆーか責任能力問えないでしょ。アレだし…」

('∀`;)「う〜ん、いや、まあ、(逮捕は)形だけでも、一応、ねえ…」

みたいな会話を交わす。
この時点で男の子の安否は不明だったのでまあ助かって何より。しかし四階から投げ落とされたのに目立った外傷は無いとはすごいね。俺なんて二階から落ちただけで下半身がボロボロだというのに。
窓の外を覗いてみると表の通りが封鎖され、外には野次馬が溢れていてホント何時の間にこんな状態に!? と思ったり。全然気が付かなかった。
更に鑑識の人がやって来て、下の部屋の窓をブルーシートで隠したいので御宅の窓からシートを垂らさせてくれと言われ、ちょっと待てと慌てて寝室を片付けてる最中に失礼しまーすと三人のオッサンにずかずかと上がられる。お前ら…。その際制作中の絵を思いっきり観られる。

(@∀@)「はあ〜、絵描きさんですかあ。」

('A`)「う…うん、まあね…。」

色々気まずい。
この時鑑識の服から線香の様な臭いが漂っていたのでてっきり三歳児は死んだもんだと思っていた。
しかし感慨に浸っている暇は無い。


結婚式から殺人未遂事件まで。

6月16日。19日に挙式する弟に絵をプレゼントしようと思い制作に入る。あと三日しかないよ? 18日には現地入りするから実質二日で仕上げなければならない。流石に無謀すぎる気がする。
まあ今更言っても仕様がないのでちゃっちゃとやっちゃいますかね。因みに弟の結婚相手の趣味は完全無視。てゆーか頭に無かった。いやだって弟と結婚する様な人ですよ? 何かしら趣味が似通ってるに決まってるじゃないですか。だから多分問題無いだろうと。思ったんだけどねえ。


絵をプレゼントする。

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以前兄者に結婚&新築祝いに絵をプレゼントするよと言っておきながらダラダラと時間だけが過ぎて行き気が付けば一年近く経っていて流石にまずいだろと思ってたら弟が結婚する事に成り式には当然兄者もやって来るのでじゃあその時までに絵を完成させて持って行くかついでに弟の結婚祝いにも一枚描くかなということで式の一ヶ月前に成り漸く絵の製作に着手した。


1st album

BOOK:COZIMADOG ARTWORKS 1999-2009

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