ビザールギター展

黄色い壁紙

荼毘ん地点から馬体油滴

終了2日前の3月4日土曜日の15時頃、レオナルドダヴィンチとその仲間達の展覧会を観に福岡市美術館に行くが余りの混雑振りに碌に鑑賞も出来ず会場を後にする。


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そこから歩いて新天町に在るとわーるに山下耕平展を観に行く。誰も居ない館内で一人ポツンと佇んで居る山下君本人は相変わらず大人しい。作品は自己主張しているのか控えめなのか良く分からない微妙な匙加減。


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そんな山下君、3月26(月)〜3月31(土)まで東京は銀座のギャラリー58にて個展が開催される模様。興味のある方はどぞ。

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次に親不孝通り沿いに在る屋根裏貘でDMを見て何となく気になっていた福崎豪氏の写真展を観る。予想に反して猥褻な写真ばかり。DMの狗の剥製と椅子の写真だけ浮いていた。他はセーラー服を着た女の子が空き地でうつ伏せに倒れているのが良かったかな。最近こういうの多いよね。でも流行りものだとしても良いものは良いです。


更にそこから須崎まで歩いてテトラで行われている「黄色い壁紙」のクロージングパーティに顔を出す前にリバレインのドトールで休憩する。本当は天神で足を休めて軽く何か食べたかったのだが何処も混んでいたので空腹と足の痛みを我慢しつつフラフラと歩いているうちに此処まで来てしまった。


18時、一息ついた後リバレイン地下で差し入れに梅酒を買ってテトラヘ行く。哲学者のおっさんが哲学用語を交えて展示内容について哲学的に解説するが付いて行けず。ばたいゆてきってなんですか? この手の人の話って一体何処迄が自分の意見で何処からがばたいゆてきなんだろうかといつも思う。そもそもいくら哲学者の誰某的に作品を解釈した所で当の制作者がそれを内在していなければ意味が無いし、またそれまで制作者が持っていなかった概念を植え付ける事に因って制作者の個性を潰してしまい兼ねないのではないだろうか。


因みにばたいゆてきを漢字変換すると馬体油滴となる。特に意味は無いけど。


帰るには少し早いけれどもこれ以上ここに居ても特に話す事が無いタイミングで帰宅する。


翌日、性懲りも無く福岡市美術館へ再挑戦する。前日J野から聴いた情報に拠ると朝一で行くよりも閉館間際に行った方が空いている可能性が高いとの事だったので16時くらいに行ってみるが、まだちょっと入り口付近は混雑気味だったので常設展示室ヘ行って時間を潰すも以前から何度か足を運んでいた所為か特に目新しいものが無い。そういえば何か足場を組んでいる部屋が在ったけどあれは一体何だったのだろう。ロビーに戻ってソファに腰掛けて本を読んだりうたた寝してやり過ごす。


閉館30分前の17時になり会場に入る。前日に比べると鑑賞はし易いがそれでも人は多めなので時系列は無視して空いている所から観て回る。しかし「アイルワースのモナ・リザ」の前だけは中々人足が途切れない。仕方が無いので列に並ぶが、よく視ると中年のババアが作品の前に陣取って口が半開いた恍惚の笑顔で近付いたり下がったり覗き込んだりといった行動を繰り返していて明らかに周りの邪魔になっているのだがそんな事はものともせずに(てゆーか多分周りが視界に入っていないなアレは)いつまでもその場を離れようとはしないので僕は僕で少し距離を置いた所からババア・ウォッチングにしけこむ(そしてそれを見つめる監視員)。


閉館3分前の17時27分、漸くババアが居なくなったので(恐らく15分くらいは確実に居た)、若いモナ・リザの前ヘ行く。一番有名なあのモナ・リザは実物を観た事が無いので何とも云えないのだけれど、真贋の程は置いといて、取り敢えず、年増よりは若い方が好みではある。ただ背後の風景の状況が今いち良く分からない。それから「裸のモナ・リザ」は何だか下品で好きじゃない。下品に感じるのは裸体である所為では無いと思う。


17時30分、「DEADちゃんの脳内資産運用セミナー」が行われる薬院の慰安婦店へ向かって歩く。この微妙に遠い距離を歩くのは結構辛どい。かと言って丁度良い交通機関も無し。途中コンビニでフランクドッグとフライドポテトを買う。


19時、慰安婦店内は満員御礼。喫煙率が高くて具合が悪くなって来たので21時頃に途中で抜ける。天神まで歩いて地下鉄で大濠まで行く。


21時45分頃、大濠のミスドで一服する。カレーパンとドーナッツ1個を食す。コーヒーを飲みながら暫く本を読む。少々胃袋の容量が物足りないので財布の小銭入れに在る113円で何か買えないかと思いショーケースを覗くが何も買えない(最安値で115円。2円足りない)のでコーヒーのお代わりだけにする。コーヒーを飲みながら暫く本を読む。


22時30分頃、家に帰る。


ビザールギター展

黄色い壁紙

1st album

BOOK:COZIMADOG ARTWORKS 1999-2009

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