古本市で本を投げ売りする。

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11月13日、平尾八幡宮で開催された古本市に参加した。

旧自宅での個展が終わり、搬出作業をM女史に手伝ってもらったのだが、その際に大量の本の処遇に難儀していたら、M女史に一緒に古本市に出してみないかと誘われた。参加するとして、大量の本をどうやって運べばいいのやら。車は持ってないし。

とりあえず東◯ハ◯ズでキャリーを買い、4,000円失う。なんだか本末転倒じゃないかな? と思いつつも「まあ、キャリーは今後も使えるから…」と自分に言い聞かせる。
当日は段ボール二つと紙袋二つに60冊程の本を詰め込み、タクシーに乗って現地へ行った。タクシー代に1,500円程失う。

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出店場所はテントの奥側のスペースで不利な立場だったけど、平らに並べたアート系の本達は他のブースと比べて見栄えが良いのか、結構人が寄って来てくれた。どの本も大体定価の10分の1の値段設定。本はちょぼちょぼと売れていき、ちゃんと数えてないけど最終的には半分くらい捌けたと思う。ちなみに売上は1万円ちょいくらいになった。ちゃんと数えてないけど。

キャリー代とタクシー代がチャラになってお釣りがきた計算になるけど、もともとは2,000円〜10,000円で購入した本達だから、大局的には赤字である。しかし新居は収納スペースが以前の半分以下になってしまったので置き場がないのである。ついでに売りに出した本は何度も見返す事がなかったものだから、持ち続けていてもしょうがない。新しい所有者の元で幸せになる事を祈る。

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会場では他にも飲食ブース、落語やアイドルのライブなども行われ、老若男女が楽しめる工夫が凝らされていた。

M女史は出店者の某マダムに仕事をもらったりしていて、へー、こんなやり方があるのかと感心す場面も。自分も作品集とか持って行けばよかった。
イベント終了後、ブルーシートと椅子を貸してくれたT夫妻の子供用に、売れ残った絵本とヌイグルミをプレゼントして(押し付けて?)会場を後にした。

ひらぐら古本市場:https://www.facebook.com/hiragurabook/