2015年に描いたアクリル画『CAT & CURRY』のトートバッグを制作した。
アトリエてらたとBOOTHで販売中。

以下駄文

いつだったか、アトリエてらたに遊びに行った際、以前購入いただいた『CAT & CURRY』が通路に展示されていて、「結構評判いいよ。これのTシャツ欲しいって声もあったよ。」と聞いたんだけど、寒い時期だったこともあって「ふ〜ん」と思う程度に留まっていた。

季節が変わり暖かくなってきたので、そろそろTシャツについて真面目に考えようかなと軽く見積もりを出してみたら、結構な値段になるのでどうしようかなと思っていたところに新型コロナウィルスに伴う特別定額給付金の知らせが。こいつを当て込み制作することに。

しかし、いざデザインを考えてみてもしっくりこない…というかTシャツ向けの絵柄じゃないような。単価を抑えるためにはそれなりの数を発注せねばならず、過去に大量の不良在庫を出してしまい今現在も納戸に潜むそれを見て見ぬ振りして過ごしている身としては、売れないものを作ることは避けたい。

そんな折、7月からレジ袋を有料化するという政府によるアホな政策の知らせが。こいつを当て込みトートバッグを制作することに。

ところで今から10数年前の第一次エコバッグブームの際、「ゴミの中のレジ袋率が下がったせいで自治体のゴミ焼却処分場で生ゴミが燃え辛くなり石油系燃料を投じることになって本末転倒」的な話がローカルニュースで報じられていたんだけど、あの頃から何も成長していないのかと思うなど。個人的に第二次安倍政権は民主党政権よりはマシだと評価しているんだけど、これに関しては安倍ちゃんバッジョブだね。

当初はインクジェットプリントで制作するつもりだったんだけど、発注先のPRISMAの担当さんから「トナー転写の方が発色もキレイだし細部の再現性も高いよ」とのアドバイスをいただき「じゃあそれで」。

発注依頼が完了したくらいのタイミングで自治体からお便りが。開封してみると「住民税払ってね」とのことで、総額が特別定額給付金よりもちょっと多いくらいで…。

人生って、素晴らしいなあ。😇

ちなみに青い手帳を持っている関係で、ここ10年くらい住民税を免除されていた。というか免除されるくらい収入が低かった。転職とアベノミクスのおかげで人並みの収入になったことを喜ぶべきなのか、ちょっとだけ複雑な気分になった。

ともあれ、障害者雇用制度を利用して最低賃金すれすれの給料しか出さないくせに「社会人としての常識が〜責任が〜云々」と抜かしている企業はさっさと潰れればいいと思います。😊